2009年01月09日

残香

いらっしゃいませ。螺旋で御座います。







【前回までのうらすじあらすじ】

人生初のリップクリームを塗る事になった螺旋さん。
初めての体験にドキドキが止まりません。
震える手で唇にクリームを塗り、違和感を感じながらも布団に入る螺旋さん。
そして、次の朝。



一方その頃、連日の残業で疲労がピークに達していた誠一郎はデスクにうつ伏せたまま居眠りをしてしまう。
ふと気がつき、時計を見ると既に深夜1時を過ぎていた。
「今夜はこのままここで夜明かしか……」
ぼやきながら凝った体をほぐそうと椅子に座ったまま思いきり伸びをすると、肩からパサリと何かが落ちた。
「……女物のジャケット?」
不思議そうに落ちた服を拾うと、誠一郎の背後からハスキーな声が響く。
「ようやっとお目覚め? 企画書が出来ていないってのに、随分と余裕が有るのね」
慌てて後ろを振り返ると、上司である三咲が仏頂面で立っていた。
「居眠りする余裕が有るならもうとっくに企画書は出来ているんでしょうね?」
「そ、それはその……」
眼鏡の奥から見える呆れ半分怒り半分の視線を、しどろもどろになりながらも受け流す。
「ちょっと詰まってたんで小休止してたんですよ、小休止! ほら、フラフラな状態だと立派なものが書けないじゃないですか!」
「まるで自分はいつもは立派なものを書いているとでも言いたげな台詞ね」
「あう……」
強烈な切り返しに押し黙るしかない誠一郎。
「いつまでもそんな寝ぼけた顔してないで、さっさと目を覚ましたらどうかしら」
「……ハイ。スイマセン」
がっくりと項垂れた誠一郎に、三咲は右手を差し出す。
「……え? 何ですか? あ、そ、その、企画書はもうすぐ出来ますんで! もうちょっと、あと1時間――30分待ってもらえますか!」
「違うわよ」
差し出された右手の意味を理解出来ず、困惑している誠一郎に向いため息交じりに答える三咲。
「さっき暖房切ったから、部屋の温度下がってるのよね。そろそろ風邪ひきそうなんだけど」
「……あ」
手に持ったままのジャケットと、目の前に立つブラウス姿の上司を数度見比べると慌ててジャケットを手渡す。
「風邪引いたらあんたのせいだからね。責任取りなさいよ」
「え? え? あの、良く効く風邪薬とかそういうのはあんまり知らないんですけど」
「……」
「あだッ!?」
無言で拳骨を頭の上に落とされる。
「……もう、いいから早く企画書完成させなさいよ」
「イタタタタタ……は、はいぃ」
涙目のまま返事をしてそのまま仕事に戻ろうとすると、襟首をグイと掴まれ無理やり立たされる。
「ひゃっ! ま、まだ何か……?」
「それ、いつまでそのままにしておくつもり?」
自分の右頬をトントンと指し示し、どこからかコンパクトを取り出すと誠一郎の顔をミラーに映す。
口の端から右の頬にかけて、一筋の光が反射している。
「うわぁ」
「うわぁ、じゃないわよ。今どき寝ぼけて涎を垂らすなんて小学生でもしないわよ。さっさと洗面所で顔洗ってきなさい」
「は、はいぃ」
あまりの恥ずかしさに赤面しながらわたわたと洗面所に走っていく誠一郎。
仏頂面で腕組みしたままその背中を見ていた三咲は、誠一郎の姿が見えなくなると唇を軽く撫でながら溜息を吐く。
「……あーあ。どしうしてあんな奴に……」
唇を一撫でした指には、僅かに紅い色が付いていた。


洗面所、鏡の前で涎の跡を洗うのに水を手に掬おうと身を屈める。
鏡との距離が近くなり、鮮明に映った自分の顔をふと見てみる。
「……? 何だコレ?」
涎の跡とは逆、左の頬の一部。
「いかん、冷えのぼせかな? 本気で風邪を引かなけりゃいいけど」
そこは、僅かに紅かった。


















朝起きたらプルプルどころかヌルヌルだったで御座るの巻。



こ、是は何事ぞ!? 目覚めた直後に我が唇に触れたらヌルリとしておる!
リップクリームとはかくも保水性の高いものであったか!!





って違うよナー。そうじゃないよナー。ただの付け過ぎだよナー。
睡眠時間5時間、流石にそれくらいじゃあ皮膚に浸透していかないのか……
っていうか浸透していくんだよね、リップクリームって。じゃないと螺旋さん「困るー」なんですが。

でもまあ正直今回のは時間ではなく付着量の問題なんだという事は足りないオツムでも理解出来ます。
どんくらい付けていいのか分かんなかったからさ、とりあえず自分なりにしっかち塗ったですよ。
どうやらそれが塗り過ぎだったようで……

っていうか唇全体に丁寧に塗ろうとしたらどうしたって二重三重にクリームが重なっちまう部分が出てくるでしょうが!
しょうがないじゃないですか! これは事故ですよ事故!! 僕は悪くない!!(船越英一郎に問い詰められる犯人役風に)

つーかもう書いとってよー。どんくらい塗ればええとかさー。『適量』って、だからその適した量を聞いとんねやこっちは!
まあ今後は唇が荒れた時だけ少なめに塗る事にするけどさぁ。
正直寝る前しか無理やわコレ。アカン。慣れん。







何? あらすじ? 10分で書いた。(事実)

































ピックアップ。


各ガンダム作品最終話でのMSのパイロット暦

こうやって実際に数字にして見ると、改めてシーブックの非凡さが窺えますな。
ニュータイプ・バイオコンピューターとの相性等有利な条件が有ったとはいえ、たった2週間でラフレシアを落としてる訳だし。
そりゃ「なんとぉぉぉぉぉぉ!!」も言いますわ。


































拍手御礼申し上げ奉り候。



1月8日

>その後、起き抜け螺旋たn……螺旋さんのリップの調子はグッドになりましたか?
>無理くり普段から塗りたくらなくても、唇がカッサカサ!カッサカサ!になってめくれたときだけでも大分違うと思いますよ。
>そういえば一等最初にやったSFCソフトはFF5でした。ナツカシス
>今もFFシリーズでは5が一番好きですねぇ。いっそPS3あたりの超絶クオリティでリメイクしてくれんもんかと思います。
>ファリスなんかでら美人になるに違いない。
>ロマサガ2とか3もリメイク待ちしてるんですが、全然情報出てこんですね。やらんのかしら。

>ジルオール発売まであと2週間。
>早く新キャラに会いたい由麻でございました。 by 由麻


たっぷりと塗った結果が今日の雑記さ! 笑えよベジータ! あとたんって言いそうになるな!(先手ツッコミ)
やっぱ唇が荒れてきてからチョイチョイ塗ればええもんなんスねぇ。まあ唇荒れやすいから頻度は高くなるやろなぁ。
初SFCソフトがFF5とはなんというRPGエリート。FF5はメインキャラが少なめながら話が深いのでオモロいんスよね。
そらリメイクされたらおかしらなんて美人と言う範疇を超越するくらいの美しさになりますわ! おかしらとイチャイチャしてえ!(自重しない)
ロマサガも1はPS2でリメイクされ今年は携帯アプリでも出るらしいけど、2以降は本当に何の情報も聞きませんなぁ。ハイクオリティ七英雄超見たい。
ジルオールは延期された分だけ相当面白くなってるよ!(自分に言い聞かせ) 震えて待て!!    あとザギヴは俺の嫁。   変な髪型あっち行け!






>寒中お見舞い申し上げ候。お久しぶりにお邪魔します。『リップ&口紅の違和感』について参考にでもなればと思い一筆取らせていただきます。
>要は『慣れ』です。
>>>眼鏡のブリッジを直しながら「あれ、俺眼鏡どこ置いたっけか」by螺旋たん
>これです!!!メイク全般、コンタクトにも言えるんですが、そのうち当たり前の感覚になるので気にならなくなりますね。
>そして話はぶっとぶんですが、職場で普段コンタクトの人がある日いきなり眼鏡で出勤してきて、
>私(♀)  「あれ?目悪かったっけ?」
>同僚(♀) 「うん。いつもコンタクトなんやけど今日はちょっと腫れちゃってて…似合わへん?」
>というやりとりが過去二回ほど有ります。普段素顔の人が眼鏡かけてたらドキドキしちゃったりしますよね?
>そして眼鏡萌えに性別は関係ないですよね!?私間違ってないですよね!!?おしえて螺旋たん!!! by 忍


やや、お久しゅう御座います。寒い中、風邪などひかれませぬようお気を付け下され。そして違和感についての貴重な御意見多謝!
そっかー、やっぱ『慣れ』なのかー。や、物凄い分かり易い例を挙げて頂けたんで理解は出来ますわ。しかしあの感触は如何ともし難い……!
そして御仕事中でのドキドキエピソードに興味津津。普段眼鏡を着用しない人物が急に眼鏡を着用、そしてそれを意識している……
イイ!! 実にイイ!! 特に『…似合わへん?』の部分がマーヴェラス! やはり眼鏡は至高のアイテムよ……! あとその関西弁、YESだね!
そんな眼鏡に心酔する事に危機感を覚える貴方にこの言葉を授けましょう。
『眼鏡に貴賎無し』
眼鏡好きとは魂で決まる事。眼鏡の前では性別など些細な事です。眼鏡が好きなら好き。迷わず行けよ、行けば分かるさ! 有難うーーーーー!!
……あ、ただ職場の同僚(♂)に↑の様な事を言われたら全力で黙殺しますが。「黙れ小僧!」って一喝する。必ず。
あと た ん 言 う な。


posted by 螺旋 at 03:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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